高音域(パームキー)は運指が通常と全く異なるので、運指も一気に難しくなります。
その運指と音階名をしっかりと合わせる練習です。
基本的には全て「ドレミファ」です。
[A]は「ドレミファミレド」、[B]は「ドレミド・レミファレ」のパターンで。それぞれ「ナチュラル」「半音上」「半音下」の3パターンです。
ここで重要なのは#と♭を混在させないことです。
#はまだ比較的慣れが多いので出来ると思いますが、問題は♭です。ド♭やファ♭が存在しています。
これらの音階名を置き換えずにやること(例:ド♭→シはNG)です。
間違える原因の多くに「音階名がしっかりと覚えられていない」というのがあります。
サックスは運指が見えない楽器なので、指を覚えるよりも音階名を覚えるほうが運指のミスが減ります。
音階名を自分の楽な方に解釈するのではなく、しっかりと楽譜の通りに覚えることが出来るというのもミスが減る方法の1つです。
「吹く」よりも「音階名を言いながら指を動かす」方が効果的かもしれません。
ということで、音階名と運指を徹底的に合わせるようになってみましょう。