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音の鍛え方、指を的確に動かす基礎はもちろん、曲をどのようにかっこよく演奏するかを理解し、楽しく上達してみましょう。

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シンコペーションの理解と強化練習

シンコペーションを強化するための練習です。

Gメジャーのアルペジオを使って練習してみます。

シンコペーションが苦手な理由の多くが「タイが付くと分からなくなるから」です。それならば音を分割するところから始めてみましょう。

[A]の最初の2拍と後半の2拍は同じ音です。さらに同じリズムと言っても大丈夫です。

4分音符と8分音符だから違うと思うかもしれませんが、タンギングをするかしないかの違いであって、音が出るタイミングは同じものとして考える柔軟性を持とうという意味です。

8分音符を連続で吹く→タンギングを無くすとシンコペーションになるということです。

[A]が出来たら[B]、[C]もやってみます。実は[A][B][C]は全て同じ音です。始まりを半拍ずつずらしているだけです。

ドラムの音源に合わせ、これらが出来るようになれば問題ありません。[A][B][C]のどれかが難しいと感じるはずです。これが表拍と裏拍の理解につながり、シンコペーションも出来るようになっていくという内容です。

Katsuhiro Kado

サックスプレイヤー。「一生使えるサックス基礎トレ本」「サックスプレイヤーのための全知識」「ドレミで覚えるジャズアドリブの法則」など、サックスやジャズの教則本を執筆。演奏や教育の方面など多岐にわたり活動中。https://katsuhirokado.com

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