「You’d Be So Nice To Come Home To」でのソロ例です。今回のコンセプトは「オルタードスケールを使う」です。
曲はGメジャーですが、全体的にはEマイナーのII-Vがたくさん入っているので、平行調のEマイナーの感じがします。
マイナーのII-Vはミクソリディアン♭9♭13(ハーモニックマイナーP5↓)というスケールがいわゆる普通と言われるものですが、やはりこれだけテンションが入るならオルタードを使ってみましょう。
ということで、B7とF#7はオルタードスケールになっています。
オルタードスケールは難しそうな雰囲気が漂うスケールですが、マイナーII-Vの場合は逆に簡単になる場合がほとんどです。
オルタードスケール=半音上のメロディックマイナーと同じスケール音です。となると、、、
普通のミクソリディアンなんかよりも全然簡単になります。
ちなみに、Emのコードでもメロディックマイナーを意識しています。「Em7」ではなくII-Vから解決で「7」が無い場合はメロディックマイナーやハーモニックマイナーも考えてみるといいでしょう。