「The Way We Were(追憶)」でのソロ例です。
今回のコンセプトは「16分音符の3連符を入れる」です。
キーはオリジナルのBarbra Streisandより半音上のB♭(サックスでG)になっています。
また曲のサイズもAABAの形式にしています。
ソロ部分はA部分を2回の16小節にしています。
コード進行は基本的にはGのダイアトニックコードなのでGメジャースケール一発でいけますが、この曲の特徴的なコードがB7です。
3rdの音が半音ずつ上がるのが印象的なのでアドリブ部分でもその半音を取り入れるようにしています。
さて、バラードの曲なのでいわゆる「速い音符」が必要です。
16分音符でもいいですが、もっと速い音符となる6連符を使ってみたくなりますが、今回はその6連符の半拍分の「16分音符の3連符」を多めに使ってみます。
このリズムを16分音符と絡めることで単調なリズムから変化が生まれます。
スケールの音に変化が生まれない場合はリズムを変化させるように。