「サイドワインダー」でのソロ例です。
今回のコンセプトは「速い16分音符に挑戦する」です。
「The Sidewinder」は少し特殊なブルースのコード進行です。
一般的にブルースは12小節のコード進行ですが、これは倍の24小節になっています。コード自体も特殊ですが、これはサックスでCのブルースと考えて大丈夫です。
さて、この曲はジャズですがスイングではなく、ロック色の強い8ビートです。テンポは145で、8ビートでは速いテンポになります。
この140くらいの8ビートはなかなか厄介なテンポで、8分音符が中心なフレーズだと間延びするように聞こえ、16分音符でフレーズを演奏しようとすると速すぎて出来ないというテンポです。
今回は8分音符を多めに取り入れるように作っています。しかし、後半では16分音符を出すようにしています。
基本的には「頑張る」しかないのですが、考え方のコツは拍頭の音を正確に演奏できるようにしてみましょう。そこをしっかりと理解しておけば早いフレーズにもだんだん対応出来るようになっていきます。