「エンターテイナー」でのソロ例です。
今回のコンセプトは「たくさん吹く」です。
スコット・ジョプリン作曲の1800年代のラグタイムの代表曲です。今回はそれをスウィングで、A-A-B-A(16小節×4)のフォームでアドリブ付きにしています。
さて、コード進行はシンプルです。さらにピアノ主体のラグタイムと言われるジャンルなので、音も敷き詰められた曲です。
という事で、アドリブも音を敷き詰めてみました。ジャズのアドリブの場合は休符をたくさん取り入れるようにしますが、今回は思い切ってその逆。休符を減らして音をたくさん入れています。
音使いは基本的にはAメジャースケールのみでも大丈夫そうですが、時折出てくるIVm(Fm)とII7(D7)ではコードトーンが使えるといいでしょう。
あとはリズムに乗って速いテンポで吹き続けるようにしてみる。スケール練習がしっかり出来ているかどうか問われる曲です。