「Saving All My Love For You」でのソロ例です。
今回のコンセプトは「12/8拍子でペンタトニックを演奏する」です。
ホイットニー・ヒューストンの歌う「Saving All My Love For You」から半音上のキーのB♭(サックスでG)になっています。
その曲のエンディング部分8小節でのソロです。
原曲ではカーク・ウェイラムのカッコいいソロが入っていますが、この部分になります。
拍子が12/8拍子となっています。
これは実際は4/4拍子の3連符ノリでのバラードと同じような意味になります。
さて、コード進行は I-VI-II-Vという定番のコード進行で、基本的にはGメジャースケール一発です。
また、コードでV7susになっているのがポイントです。
D7susだとコードトーンがF#からGに変わるので、よりGメジャーペンタトニックを使いやすくなったコード進行と言えます。
実際はミの音が多いので平行調のEマイナーペンタのような感じで演奏するほうが音域的にも演奏しやすいかも。
ソ・ラ・シ・レ・ミを中心に、たまにコードトーンのときにCの音を混ぜるくらいです。
ペンタトニックをメロディアスに吹けるのは歌モノ系では必須ともいえるアドリブの作り方です。