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「Mercy Mercy Mercy」でのソロ例(Ver.2)

「マーシー・マーシー・マーシー」でのソロ例です。
今回のコンセプトは「なるべく16分音符を使わない」です。

キーはG(というかEマイナー)ですが、G7がメインになります。「ブルージーな曲」と言われるものはブルース同様に、I7がコードに使われます。

さて、今回はGの平行調であるEマイナーペンタトニックを中心に、そこにブルーノートを入れたEブルーススケールを主に考えて作っています。そこにコードトーンであるファの音を入れるように考えています。

テンポはややゆったり目の90を想定しており、この場合は16分音符でバリバリと吹きたいところですが、ここではなるべく16分音符を使用しないようにしています。

とはいえ、全く使用しないのも難しいので、2拍以内になるようにしています。

もちろんこうなるとリズムの変化が必須になります。
自然と16分休符も増えるようになります。

16分音符を使わないのであれば16分休符を使う!
これが長いソロを演奏するうえでの必須条件です。

Katsuhiro Kado

サックスプレイヤー。「一生使えるサックス基礎トレ本」「サックスプレイヤーのための全知識」「ドレミで覚えるジャズアドリブの法則」など、サックスやジャズの教則本を執筆。演奏や教育の方面など多岐にわたり活動中。https://katsuhirokado.com

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