「監獄ロック/エルヴィス・プレスリー」でのソロ例です。
今回のコンセプトは「メジャーコードでドリアンスケールを演奏する」です。
エルビス・プレスリーのJailhouse Rockです。コード進行はB(実音D)のブルースですが、12小節ではなく、16小節のブルースになっています。
さて、キーがBだとシャープの数の多さから敬遠しがちですが、ロックではコードがメジャーでもマイナーのメロディーを演奏することがほとんどです。特にこのようなブルージーな感じでは。
メジャースケールで演奏するよりも「ブルーノート」を使うブルーススケールで演奏するほうが曲調に合いやすくなっています。
ブルーススケールはマイナーペンタトニック+♭5の音なので、マイナーのスケールです。
つまり、Bメジャーで考えるよりもBマイナーでソロを演奏してもいいんじゃないかということになります。
Bマイナーだと調号2つなのでジャズのスタンダードと変わらないですね。
しかし、今回はそこに「ソ」を半音上げて、Bドリアン・スケールで全体を演奏するようにしています。理由はE7というコードが入るからです。
ということで、Bドリアン・スケール+♭5(ブルーノート)という考え方で作っています。
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https://note.com/katsukado/n/ne2fb2632b151