サックスレッスンについて

サックス教室 生徒募集中!

サックス初心者の方から、ブラスバンド経験者、ジャズやアドリブなどもっと勉強したいと思っている人まで募集しています。

音の鍛え方、指を的確に動かす基礎はもちろん、曲をどのようにかっこよく演奏するかを理解し、楽しく上達してみましょう。

サックス教室について詳しくはこちらから

What's New

Categories: Movieアドリブ譜

「I’m Beginning To See The Light」でのソロ例

「I’m Beginning To See The Light」でのソロ例です。
今回のコンセプトは「小節のつなぎ目を2度音程にする」です。

「I’m Beginning To See The Light」はデューク・エリントン楽団のビッグバンドで、ボーカルがメロディーを歌うことの多い曲です。

作曲にはDuke Ellington、Johnny Hodges、Harry Jamesという3人の名前がクレジットされており、デューク・エリントン楽団のサックス奏者であるジョニー・ホッジスの名前もあります。

さて、この曲のコード進行はリズムチェンジのコード進行に似ており、メロディーの雰囲気もこれもデューク・エリントン楽団で有名な「Satin Doll」にも似ているかなと思います。

特徴があるのはB7です。本来、ここはIIm7にしたいところですが、II7というドミナントになっています。3rdの音がうまく使えるようにしてみましょう。

また、Cm7-F7という突然半音上昇するコードもポイントです。コードは半音上がりますが、テーマの音は半音下がるのも特徴の一つです。この半音上がるコードトーンをしっかり出せるようにするようにしましょう。

今回はコードチェンジ時の音程が2度音程になるようにしています。2拍ずつコードが変わりますが、半音もしくは全音で繋ぐようにしています。

コードが多い曲ではコードトーンのみで演奏することも出来ますが、この曲では同じコードが多いので、コードトーンのみではフレーズのネタ切れを起こしてしまいます。

コードトーンのみではなく、スケール的なアプローチを取ることも行ってみましょう。

Katsuhiro Kado

サックスプレイヤー。「一生使えるサックス基礎トレ本」「サックスプレイヤーのための全知識」「ドレミで覚えるジャズアドリブの法則」など、サックスやジャズの教則本を執筆。演奏や教育の方面など多岐にわたり活動中。https://katsuhirokado.com

Recent Posts

「ふるさと」でのソロ例

「ふるさと」でのソロ例です。今…

2か月 ago

「Misty (Smooth Jazz Ver.)」でのソロ例

「Misty」でのソロ例です。…

2か月 ago

「Autumn Leaves (3/4 time)」でのソロ例

3/4拍子にした枯葉でのソロ例…

2か月 ago