「I Will Always Love You」でのソロ例です。
今回のコンセプトは「名演風に演奏する」です。
映画「ボディガード」でホイットニー・ヒューストンの歌う主題曲「I Will Always Love You」でのソロ例です。
原曲キーは実音Aですが、半音下げのA♭(サックスでF)になっています。
実際のソロはカーク・ウェイラムのテナーサックスで歌い上げるソロが素晴らしいのですが、リズムの取り方も絶妙すぎて完全再現は非常に困難なソロです。
ということで簡略化したような感じのソロをアルトでの演奏になっています。
さて、コード進行もFのダイアトニックコードで、スケールもFメジャーという、いわゆる「普通」です。
しかし、このメロディーの音の伸ばし方や、小節のまたぎ方が絶妙です。
ここに装飾音符などが混ざるとさらにカッコよさがプラスされていきます。
もちろん跳躍音程の使い方も絶妙です。
普通にスケールの上昇/下降だけでなく、ちょっとした跳躍音程を混ぜるとインパクトが出てきます。
短い歌ものでのソロでも、名演と呼ばれるものはやはりカッコいい!