トニー・ベネットの歌が有名な曲の「想い出のサンフランシスコ」でのソロ例です。
今回のコンセプトは「バラードで様々なリズムを使う」です。
バラードでのソロでのコツはリズムに変化を与えることです。
テンポの速い曲でもゆっくり演奏すると指は動いてもすごく野暮ったい感じになってしまいます。テンポの速い曲というのはリズムにあまり変化がなく、8分音符が中心になっているからです。
かっこよく演奏するためにはその8分音符中心のフレーズを変化させてみましょう。16分音符を入れたフレーズもありますが、ほとんどのフレーズを8音以内に収めているのでリズムを8分音符にしてみたり、譜例のように吹いてみたりと変化させてみるとジャズフレーズのリズム練習になります。