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「Here, There And Everywhere」でのソロ例

「Here, There And Everywhere」でのソロ例です。
今回のコンセプトは「II-VでMelodic Minor P5↓を演奏する」です。

Beatlesの「Here, There And Everywhere」でのソロ例です。
キーは全音下げのF(サックスでD)になっています。

AABAのフォームで作っていますが、Bメロは4小節なので特殊な小節数です。
でもそれが上手く溶け込むメロディーとハーモニーです。

この曲のコード進行では「C#m7-F#7」が特徴的です。本来はC#m7(♭5)となるところですが、♭5がありません。そしてその解決先がBm7。
II-VなのでF#7ではもちろんミクソリディアンや、H-Wディミニッシュ、オルタード等使えます。

しかし、この場合はBマイナーのメロディックマイナーのダイアトニックコードと考えることもできます。
前後のコード進行でG#、A#が入るので、Bメロディックマイナーが合うことも理由です。
ということで、Bメロディックマイナー・パーフェクト5th・ビロウ!

聞いたこと無いスケールですね。
ハーモニックマイナーなら聞くんですけど、なんでメロディックマイナーは言わないんですかね?

謎です。
普通に使うスケールですよね。

ということで25小節目はそのスケールを使ってみました。

Katsuhiro Kado

サックスプレイヤー。「一生使えるサックス基礎トレ本」「サックスプレイヤーのための全知識」「ドレミで覚えるジャズアドリブの法則」など、サックスやジャズの教則本を執筆。演奏や教育の方面など多岐にわたり活動中。https://katsuhirokado.com

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