「ドナ・リー」でのソロ例です。
今回のコンセプトは「速いテンポで半音階を入れてみる」です。
「ドナ・リー」は速いテンポ、目まぐるしく変わるコード、複雑なメロディーでジャズの中でもビバップと言われるジャンルの代表的な曲です。
チャーリー・パーカー作曲となっていますが、本当はマイルスが作曲だとも言われていますし、有名なのはベーシストのジャコ・パストリアスの演奏だったりしますが。
さて、速いテンポで複雑なコード進行なので、コードトーンをしっかり追いかけるだけでもソロを作ることはできますが、今回は半音階をたくさん取り入れるようにしています。
速いテンポでも8分音符で軽やかに演奏したくなります。コードトーンやメジャースケールだけでなく、半音階もたくさん使えます。
半音階のいいところは音数を稼げる&調性が無いことです。つまり、いつでも使っていいってことです。
前後にスケールやコードアルペジオを入れてあげると、半音階が自然に流れるように調性感を持つこともできます。
速いテンポは半音階をどんどん使えるようにしていきましょう。