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「Days Of Wine And Roses」でのソロ例(Ver.3)

「Days Of Wine And Roses(酒とバラの日々)」のソロ例です。
今回のコンセプトは「休符を長めに&モチーフを使う」です。

「酒バラ」はキーがF(サックスでD)ですが、ダイアトニックコードから外れるコードも多く(つまり臨時記号が多い)、結構難易度の高い曲です。

今回は休符を長めに取り入れるようにしています。
ダイアトニックコード以外の音はコードチェンジ感を出しやすいハーモニーです。アドリブでも上手く使うことができればコードチェンジ感のあるソロを作ることが出来ます。

しかし、コードチェンジを追って常に演奏するという意味ではありません。やはり休符を使う必要があります。
常に演奏している状況ではコードチェンジ感ではなく、音の羅列に聞こえるからです。

休符も数を多くするのではなく、長く取るようにしてみましょう。

休符を使う方法としてはモチーフを使うことも1つのアイデアです。
モチーフはコードトーンだけ追いかけるのではなく、スケール(キー)を中心に考えると作りやすくなります。

Katsuhiro Kado

サックスプレイヤー。「一生使えるサックス基礎トレ本」「サックスプレイヤーのための全知識」「ドレミで覚えるジャズアドリブの法則」など、サックスやジャズの教則本を執筆。演奏や教育の方面など多岐にわたり活動中。https://katsuhirokado.com

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