「デイドリーム・ビリーバー」でのソロ例です。
今回のコンセプトは「ノンダイアトニックコードのコードトーンを使う」です。
モンキーズの曲で、日本では忌野清志郎が歌い有名な曲です。
さて、この曲のキーはEで、コード進行も基本的にはダイアトニックコードで作られています。
特徴的なところは「IIm7-V7」、いわゆる「ツー・ファイブ」が無いことです。
IIm7を使わず、II7(V7 of V)というセカンダリー・ドミナントを使っています。
ジャズではコール・ポーターの曲でよく使われているコード進行です。
となると、ノンダイアトニックコードであるこのF♯7のコードトーンをしっかりと使いたいところです。
もちろん♯9thとしてIIm7風に演奏してもそこまで違和感は無いですが、よりこの曲のコード感を出すためにはA♯の音をしっかりと使いたいところです。