「キャラバン」でのソロ例です。
今回のコンセプトは「速いテンポでDハーモニックマイナーを演奏する」です。
この曲の大部分はA7(♭9)で構成されています。その後にDmというコードも来るので、基本的にはDハーモニックマイナーのスケールで演奏します。
今回はDハーモニックマイナーに半音階を混ぜたフレーズを作るようにしています。全体的にハーモニックマイナーでの演奏になるので、アラビックな感じになり、独特な雰囲気を出すのもこの曲の特徴です。
Bセクションではコードも増え、ハーモニーに動きがあります。ここではミクソリディアンで演奏しています。
テンポも速くラテンとスイングでリズムも変わるので、コード進行やスケールとしてはシンプルですが、なかなか難易度の高い曲です。