「Anything Goes」でのソロ例です。
今回のコンセプトは「G6でEブルース・スケールを使う」です。
トニックのコードでは「△7」というコードは7thとルート音が半音になるので、避けることはよくあります。その場合は3和音で演奏したりしますが、6thというコードもよく使用されます。
この曲でも最初はGというコードが連続して出てきますが、G6というコードを選択しています。
その場合、使うスケールはメジャースケール(イオニアン)を選択しますが、6thの音を強調するにはGペンタトニックという音を減らしたスケールの選択もできます。
となると、Gの平行調であるEマイナーペンタトニックも実際は同じ音使いなので、Eマイナーで考えても大丈夫です。
Eマイナーペンタトニックが大丈夫なら♭5thのブルーノート(ここではシ♭)の音を入れて少しブルージーな感じにすることも選択することができます。
今回は2コーラス目にはブルーノートを多用していますが、基本的にはG6のコードでEブルース・スケールを考えています。
平行調のペンタトニックを使い、ブルーノートを足してみるのもフレーズ作成のアイデアの一つです。