「Alone Together」でのソロ例です。
今回のコンセプトは「4で割れない小節数の曲を演奏する」です。
Alone TogetherはキーがBマイナー(実音Dマイナー)の曲で、AABAのフォームですが、14小節-14小節-8小節-8小節という変則的な小節数になっています。
14小節部分のAセクションは12+2小節のような感じになっており、この曲の難しいところです。
一般的には4小節で割り切れる小節数のほうが演奏しやすくなっています。
この曲も全体を見ると4小節で割り切れる小節数ですが、実際には12+2という感じになっています。
ということで、14×2=28小節だから「割り切れる」という感じはありません。
むしろ割り切れないことを意識して演奏しないとロストする(演奏している場所が分からなくなる)可能性が高くなります。
コードもその2小節部分は同主調であるBメジャーに転調しています。
いきなり調号の多いスケールにきりかわるので難易度も高くなります。
Bセクションも転調(EマイナーとDマイナー)しているので、その転調部分のスケールを把握しておくといいでしょう。
調号の変化をしっかりと理解し、変則的な小節数に騙されないようにしましょう。