「枯葉」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトは「コードトーン+4拍目裏のアプローチノート」です。
基本的には全てコードトーンのみで作るようにしていますが、今回はコードチェンジの時に半音階で繋ぐことを考えています。
ほとんどのフレーズで小節線を越えるときに半音で繋げる(4拍目の裏から1拍目の表が半音階)ようにしています。
ソロはコードトーンのみで構成することも出来ますが、コード進行を強調するためにこのようなアプローチノートを使用します。
半音を使うということはコードトーンから外れる音を使うといことにもなりますが、これはハーモニーというよりも、メロディーの特性である「導音」を利用すると考えます。導音は弱拍の場合はコードトーンではなくても問題なく使うことが出来ます。
コードスケールの音ばかりだとコードトーンのみで演奏していても「コード感を感じられない」と言われることもあります。
その場合はコードトーン+アプローチノートとして、4拍目裏に半音下の音を入れるようにしてみましょう。
ちなみに、アプローチノートを使う場合は4拍目の表拍の音は下記の2つです。
・次の小節の1拍目よりも高い音
・全音下(長2度下)から、半音階
アプローチノートを使う場合は4拍目の表が1拍目よりも低くならないようにするのがポイントです。
アプローチノートについての詳しい解説はドレミで覚えるシリーズや、一生使えるアドリブ基礎トレ本に記載しています。