Half-Whole Diminished Scaleの練習パターンです。
半音−全音と組み合わせると全く同じ音になることから、ディミニッシュスケールには3種類あります。
詳細は理論書などを参考にして下さい。
ここではC7で使えるディミニッシュスケール「C,D♭,D#,E,F#,G,A,B♭」の練習をしてみます。
ディミニッシュスケールの導き出し方です。
C7を例に出してみます。
ディミニッシュスケールは上記の3項目を足した「ド、ド#、レ#、ミ、ファ#、ソ、ラ、シ♭」です。
理論上、♭9thや#9thなどと言われますが、こう覚えるほうが簡単だと思っています。
さて、そのスケールをパターン化した練習です。
4音(2拍)を1グループにして、下降していきます。1音目と4音目が同じ音になっています。
ディミニッシュスケールはそのメカニカルな特性を活かしたフレーズがよく使われるので、パターン化した練習も非常に効果的です。
パターン3や5などはコードトーン始まりなので、コード感を強く出すことも出来ます。
よく用いられるのがリズムチェンジ(I Got Rhythm)のコード進行でいわゆる「A」の部分です。2拍ずつコードが変わっていきますが、敢えてディミニッシュスケールだけで行く方法があります。
ここではC7(E♭7、F#7、A7)のスケールパターンのみ掲載してみます。必要とあれば移調して行ってみてください。