ジャズやR&Bなどは非常にスイング感ある演奏というのが重要になります。
スイング感はよく「3連符のような感じ」と言われるのですが、実際は異なります。つまり言葉で表現するにはなかなか難しい。
そんなスイング感を会得するためのコツというのもあります。
それが「裏拍」をしっかりと感じること。
ここではその裏拍とスイング感を同時にやってしまおうという練習です。
まず普通にメトロノームを4分音符で刻みます。そこで基本パターンのように奇数小節で手拍子を2拍目4拍目に、偶数小節では裏拍に手拍子というふうに交互に行います。
この時点で結構難易度が高いので、テンポ40くらいから始めてみます。
その次にA〜Cのようにスケールに移ります。実際に演奏するので、手拍子から足を踏むなどのように変えます。
ここではCメジャースケール(半音階はC始まり)でしか記載していませんが、もちろん他のスケールも非常に効果的です。
そしてDの実際の曲に移ってみます。
この時に奇数小節の時にスイングしてくるようになります。ここでは著作権的に「I Got Rhythm」にしていますが、自分の知っている曲で行うとそれが顕著に現れます。
裏拍が取れるようになるとスイング感が身につくとは限りません。
しかし、スイング感が身についている人は必ず裏拍は取れます。まずは裏拍をしっかりと感じる練習から。