「タンギングが苦手」といってもただ単純にタンギングを速くする練習だけではありません。よく聞いてみると速さよりも正確なリズムの場所が曖昧にやっているケースも多いです。つまり、指とタンギングが合っていない時です。
この練習は運指とリズムとタンギングを同時に鍛える練習方法です。
AはGメジャールで2音ずつ演奏しますが、タンギングをするのは2つ目の音のみです。1つ目の音はタンギングを行なわずにスラーで行います。
ここで重要なのがタンギングする1つ前の音(スラーで繋がった方の音)が短くならないことです。音が切れたように聞こえるのではなく、なるべく滑らかに演奏して下さい。
タンギングはスタッカートでもアクセントでもなく、滑らかに演奏します。
Bは半音階にしたパターンです。メジャースケールよりも難易度が上がります。途中で間違えて途切れるのではなく、絶対に間違えないようにすることが大事です。
基礎のスケール練習は間違えないように。
そしてCですが、これはタンギングする音は前半と後半で一緒ですが、半拍ずらしています。
このずらした時に正確な位置で出来るようになるとタンギングの場所はかなりコントロールされてきています。メトロノームを使用してできるかぎり正確に速く演奏するようにしてみてください。