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Categories: スケール譜

上昇型アルペジオから半音階へ移るジャズフレーズ

ジャズフレーズの作り方の基本の1つにアルペジオ+半音階というのがあります。
ここではその作り方の土台練習。

上昇型アルペジオから半音階に流れるには定番の形があり、それがアルペジオ最後の音から「2度上」「2度下」「3度上」の音から半音階を始めるフレーズです。
「3度下」は使用することはあまりありません。

ここではそのフレーズを書き出してみます。
全てアルペジオは「ドミソシ」としていますが、もちろんオクターブを変えても大丈夫です。

コードはキーがCのダイアトニックを想定しています。
Cmaj7のアルペジオですが、別にCmaj7で使わなければいけないということではありません。Dm7で使っても、Em7で使っても、Fmaj7でも、ダイアトニックコードならどこで使っても大丈夫です。

但し、次の小説の最初の音がCメジャースケール内の音であることも重要な要素です。
半音階を勢い任せに演奏し、スケール外の音になってしまわないようにして下さい。

また、2小節目のスラッシュ部分も続けて何かスケールをそのままでもいいので、吹けるようにしておくとさらに効果的です。

ビバップ系プレイヤーはほぼ間違いなく使用すると言ってもいいパターンです。

ここからアルペジオのバリエーションを増やしていくことも大事です。
例えば「レファラド」というアルペジオを使用する場合は「レ・レ#・ミ・ファ」といった感じに応用されます。

※ちなみに、2番めのパターンは「ドミソシ・ドシララ♭|ソ〜」の方が理想型ですが、敢えてここではこの譜例で。

Katsuhiro Kado

サックスプレイヤー。「一生使えるサックス基礎トレ本」「サックスプレイヤーのための全知識」「ドレミで覚えるジャズアドリブの法則」など、サックスやジャズの教則本を執筆。演奏や教育の方面など多岐にわたり活動中。https://katsuhirokado.com

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