If I Were A Bellコード進行でのソロ例

「イフ・アイ・ワー・ベル」コード進行でのソロ例です。
今回のコンセプトはII7をメロディックマイナーで演奏することです。

この曲のキーはDなので、II7はE7です。V7/Vというセカンダリードミナントがバークリー的な音楽理論のアナライズですが、簡単にするためにここはII7で。

スタンダード曲はこのII7が結構多いです。コール・ポーターの曲はこのII7が使われた曲がたくさんあります。

普通はIIm7ですが、II7になるのがポイントですね。

基本的なII7の攻略方法については「ドレミで覚えるジャズ・スタンダード攻略法」でも記載しましたが、ここでも同じくメロディックマイナー攻略を使っています。

II7の次のコード(ここではE7の次にあたるA)のメロディックマイナーを演奏するという手法です。

Aメロディックマイナーはラ・シ・ド・レ・ミ・ファ#・ソ#です。Eミクソリディアン♭13というスケール名というのが正式ですが、楽に考えるためには次のコードのルート音のメロディックと考える方が簡単です。

もちろん他のスケールを使うことも可能ですが、ここではこのスケールでフレーズを作っています。

テンションとコードトーンを意識したスケールです。