「My Shining Hour」でのソロ例

「マイ・シャイニング・アウア」でのソロ例です。
今回のコンセプトは「H-Wディミニッシュを使う」です。

この曲は32小節ですが、AABAやABABというような基本的なフォームで形成されていないので、コード進行を覚えるのが大変です。

とはいえ、基本的にCメジャーを中心に、17小節目から4小節間Fメジャー、21小節目から2小節間E♭メジャー(Cマイナー・同主調)に転調と考ることもできます。

さて、今回は「H-W(ハーフ・ホール)ディミニッシュ」、通称コンディミ。何度か他の曲でのコンセプトでも使っていますが、今回の曲もドミナントセブンの種類が多いので使ってみました。

H-Wディミニッシュは下記のように覚えると簡単です。

  • ルート+ルートの半音上
  • コードトーン(3,5,♭7)+コードトーンの半音下

独特のハーモニーなフレーズになるので慣れるまで時間がかかりますが、ジャズっぽいフレーズには欠かせないスケールです。


楽譜、音源はこちらから
https://note.com/katsukado/n/n3935c1afb54a