「Candy」でのソロ例(Ver.2)

「キャンディー」でのソロ例です。
今回のコンセプトは「半音ずつ下がるルート音(ディミニッシュコード)での対応」です。

いわゆる「リズムチェンジ」なコード進行に近い曲ですが、最初からIV△7から始まり、次にIVm7に行く特徴あるコード進行です。

そしてC→B→B♭→Aと半音ずつさがるルート音もこの曲の特徴です。

その中でもBm7-B♭dim7-Am7とディミニッシュコードが使われているところが今回のポイントです。半音ずつ下がる中でディミニッシュコードが使われるのは「When You Wish Upon A Star(星に願いを)」でも使われているコード進行です。

B♭7だとE7の裏コードと解釈できますが、B♭dim7の場合色々と解釈が出来ます。

まずはE7(#11,13)とする場合です。これはEのH-Wディミニッシュ(コンディミ)を使います。

A7(♭9)としてインターポレイテッド・ドミナント(D7へのドミナント)と考えることもできます。今回はこのA7の感覚で作っています。

ディミニッシュは半音下のドミナントセブンと考えるとコードトーンもすぐに導き出せるようになります。


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https://note.com/katsukado/n/n2d7ac36f1759