2012年版 ローランドとコルグのチューナー

ローランドとコルグの新商品の発表会が先日行われていました。
両社ともデジタル系がメインのメーカーなのでサックスは直接関係ないですが、気になるのもありました。

それがチューナー。

今でこそスマートフォンのアプリで無料である。自分もそれを愛用してる。つまり、普通のクォリティーじゃもうダメになっているハードウェア。

で、各社はメトロノームと同時使用が可能っていうことと、録音機能が付いているってことが標準になりつつある。USBもついてPCと併用ってのも当然のようになってきた。それは便利だけど多機能すぎて高価になるのは考えものだけど…。

ローランドはボーカル専用チューナーってのを出してました。

 

9/14発売みたい。ボーカリスト専用チューナーなんていうものは今までなかった。だからなんじゃそりゃ?って感じです。

しかし、サックスも単音でのメロディー楽器。故にボーカルと似たような音程のとり方をするので気になります。

記事を読むと「内蔵されている12音階24半音の基準音再生すると、基準音のピッチと歌声のピッチが両方表示されますので、基準音をよく聞いて、ピッチを確認しながら発声練習すれば、効果的に音感を磨くことができます。」

つまり、クォーター・ピッチまで判断して、実際のズレとの見分けを付けるようにするってことだな。

他にも「内蔵の練習曲を再生すると自動的に録音を開始。歌い終わったあと、すぐに結果が確認できるので、上達を実感することも新たな課題を見つけることもできま す。VT-12を使ったボーカル・トレーニングは、「聴く(曲を理解する)」「歌う」「レビュー」のサイクルで進行します。結果を確認する「レビュー」 は、上達のための重要なステップです。」

ってのもある。

内蔵の曲はちゃんと実際の音とのズレがよく分かるように設計されてるんだね。これはちょっと画期的かも。

そしてバークリーメソッドってのが付いているみたいだけど、これはサックスには必要ないか。

ただ、¥14,800ってのは高いな。多機能とはいえ、チューナーでこの値段か…。

 

そしてコルグはTMR-50っていうレコーダー機能搭載のチューナー登場。

 

 

もちろんチューナーとメトロノームのダブル機能を備えているのは標準的。そこにレコーダー付いていていいね。

で、さらにいいと思ったのが自動で発振機能ってのがついているところ。これは出した音に対し、自動で標準ピッチを発音してくれるみたい。つまり、メモリを見てズレを判断すれだけじゃなく、実際の音のズレを聞いて体感出来るってところ。

これはスゴい!!

やっぱ音程のズレって何がどのようにズレてるか感じれば分かります。それを簡単にやってくれる機能だね。今までも発振機能はあったけど、これを自動でやってくれるチューナーは無かった。

うーむ、画期的。

レコーダー、チューナー、メトロノームを同時併用出来て¥5,980はいいかも。

これはオススメ出来るチューナーだね。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です