セルマー、新マウスピース「プロローグ」発売

セルマーから新しいマウスピース「プロローグ」が9/8に発売されるらしい。

スクリーンショット(2014-08-31 11.33.22)

メーカーからの情報は以下のようになっている。

セルマー・パリ社の新たなるブランド SeleS から、驚異の新製品マウスピース プロローグが誕生し
ました。
息を入れた瞬間すばやく反応し、その吹奏感はきわめて軽やか。
また、豊かに広がる音はホールのすみずみにまで届き、聴く者すべてを魅了します。
1885 年から世界の音楽家に常に素晴らしい楽器を届けてきたセルマー・パリ社のノウハウが生み出
したこのプロローグには新素材サーモプラスティックポリマーが採用され、ハードラバー製と同様の演
奏しやすさと豊かな音を生み出すことに成功しました。
そして何より、その価格は驚くほどの手ごろさで、初心者の方にも安心しておすすめできます。

このプロローグ、魅力的なのがその価格。
なんと定価が¥6,440となっている。(おそらく定価販売にはならないので、5,000円台になるのかな?)

しかも専用リガチャーおよびキャップ、マウスピースポーチ付。

現在、安いものといえばヤマハの4Cあたり。
自分も初心者に勧める、いわば初心者定番マウスピース。

でも、この4Cは4,000〜5,000円くらいなんだけど、マウスピースとリガチャーは別売。
つまり、別に2,000円位かかる。

アルトサックス用リガチャー ヤマハ GL

アルトサックス用リガチャー ヤマハ GL
価格:1,728円(税込、送料別)

つまり、自分の知っている信頼できるメーカーの中で、このマウスピースは最安値になる。
セルマーのS90や80もいいんですが、いかんせん高かったので、超画期的です。

マウスピースのオープニングは1.55mm。
ヤマハの4Cが1.6mmだから若干狭い。つまり肺活量が要らない=肺活量のある人には逆に息が入らなくて辛いとは思いますが。

新素材の「サーモプラスティックポリマー」というのがどれだけの耐久性を持っていて、ヤマハの4Cの材質の「フェノール樹脂」と比較してどうなのかはまだ知らないんですが、これはサックスを始める人にはオススメかもしれません。

唯一懸念事項といえばリガチャーのネジが一本ということ。
セルマーの主流ではあるんですが、個人的にはあまり好きではない…。